上下水道料金等審議会

岩内町上下水道料金等審議会から岩内町長へ答申書が提出されました

令和3年11月25日(水)岩内町上下水道料金等審議会から岩内町長へ答申書が提出されました。

答申書

【募集終了】水道料金等の改定について(素案)に係るパブリックコメントの募集について

岩内町水道事業では、水道料金等の改定について、町民のみなさまのご意見を募集しております。
詳しくは、下記をご覧ください。

◆意見募集期間  10月15日(金)~11月14日(日)【募集終了】

◆提出方法    次の事項を明記のうえ、閲覧場所に設置の回収箱に投函いただくか、

郵送、FAX、電子メールまたは直接ご持参ください。(様式自由)
①氏名(団体の場合は団体名と代表者名) ②住所 ③連絡先(電話番号)  ④意見
※閲覧場所 ・役場1階ロビー ・文化センター図書室 ・老人福祉センター ・人材開発センター
[ ご意見はこちらの用紙から ]

◆問合せ・提出先
〒045-8555 岩内町字高台134番地1
岩内町役場 上下水道部 経営管理課 経理係・業務係
電話  0135-67-7093(直通) FAX 0135-67-7103
メール suido@town.iwanai.lg.jp

 

↓ 料金改定の素案はこちらです。

 

【料金改定の必要性】

当町の水道料金は、消費税及び地方消費税の対応を除き、昭和52年度の引き下げを最後に今日まで据え置いてきました。
しかしながら、近年、資金の減少が顕著に表れてきており、令和4年度以降、資金不足が恒常化する見通しであることから、40年ぶりに「料金改定」が必要と考えております。
資金不足の主な原因としては、人口減少に伴う給水収益の減収に歯止めがかからない中、昭和48年度から昭和51年度に整備された「主要水道施設」の大部分が耐用年数を迎え、更新経費が急増してきたことによるものです。特に老朽化した配水管路は、漏水の可能性が高く、加えて、災害発生時には断水の恐れが伴うなど、住民生活に大きな影響を与える可能性もあるため、計画的に対処していかなければなりません。
この度の料金の改定は、ライフラインである水道を「安心」・「安全」に未来に繋げていくため、一定の負担増をお願いしようとするものでありますが、事業者側としても経常経費の縮減や収納対策の強化など、従来からの自助努力を継続していくとともに、知恵を絞り、より効率的な経営が図られるよう最善を尽くしてまいります。

【料金改定の概要】

40数年ぶりの料金改定であることから、住民生活に与える影響や事業資金の状況を踏まえ、料金体系や基本水量などの基本形態を維持しつつ、審議会で示された
給水収益全体の「25%」のベースアップを基本に議論を進めております。

■ 実施時期(案)   令和4年4月(5月検針分から)

■ 平均改定率     全体:24.9%  (基本料金 + メーター使用料:24.6パーセント) (超過料金:25.3%)

■ 料金算定期間    5年間

参照 : 現行の料金表と新料金表(案)の比較 → 料金表比較 [ こちらをクリックしてください ]

 

【これまでの議論の経過(概略)】

令和元年10月、「岩内町水道事業経営戦略」を策定し、「料金改定」の必要性を議会や住民の皆様へお知らせいたしました。
その後、直ちに「料金改定」に向けて議論をスタートする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、約1年間、本格的な議論を先送りせざるを得ませんでした。
依然、コロナ禍の状況ではありますが、これ以上審議を先送りすることは避けなければならないことから、令和3年1月20日、町議会議員、有識者、各種団体代表者、水道使用者の区分から、10名の構成による「岩内町上下水道料金等審議会」を立ち上げ、以後、現在まで6回の審議を重ねてまいりました。
料金の改定にあたっては、経営状況を詳しく分析し、中長期的な収支見込を十分に精査するとともに、使用者側の視点も含めた幅広い見地から議論をしてまいりました。

【主な料金改定の内容】

1.改定率を抑えるため、料金改定を段階的に実施します。 (第3・4回審議会にて審議)

近年の必要資金(年間72,000千円程度)を得るためとしては、30%を超える非常に高い改定率が必要であり、10年間の
中長期的な視点に立ち、次の3つの案を議論いたしました。いずれも、今後の経営努力を前提に、年度末資金残高が30,000千
円程度保有できるものとした財政予測に基づいております。

料金算定期間         改定率Ⅰ   改定率Ⅱ   改定率Ⅲ
令和4年度~ 令和8年度    30%    25%    20%
令和9年度~令和13年度    20%    15%    20%

今回の料金改定は改定率Ⅱをベースとし、算定期間を5年として実施します。
(令和9年度~令和13年度については、審議の過程で試算しておりますが、今後の経営状況等により変わりますので、

次回の料金改定時に改めて審議いたします。)

※議案、資料、開催結果はご覧になりたいところをクリックしてください
第3回議案
第3回 資料①
第3回 資料②
第3回 資料③
第3回 開催結果
第4回議案
第4回 資料①
第4回 資料②
第4回 開催結果

 

2.水道料金とは別に現行同様、メーター使用料を設けます。 (第4回審議会にて審議)

水道メーターに係る料金を明確に区分することや、支払方法の選択肢(分割・一括)を維持するために、メーター使用料を現行どおり設定いたします。

(この手法を維持することにより、料金改定率は約2%程度圧縮となります。)

第4回議案
第4回 資料①
第4回 資料②
第4回 開催結果

3.「用途別」料金体系を継続し、各用途間の負担割合の変更はしません。 (第4回審議会にて審議)

用途別の料金体系(家事用、業務用などの用途によって設定する料金体系)を継続します。
また、今回は、特定の用途の負担を多くしたり少なくしたりせず、従来と同じ負担割合とします。

第4回議案
第4回 資料①
第4回 資料②
第4回 開催結果

4.逓減型の超過料金(業務用・団体用・工業用)を継続します。 (第4回審議会にて審議)

水道創設当初に商工業振興のため導入された、逓減型の超過料金(使用水量が多くなるほど単価が下がる料金体系)を、コロナ禍の影響を考慮し、

今回は継続します。

第4回議案
第4回 資料①
第4回 資料②
第4回 開催結果

5.「基本水量」及び「基本料金と超過料金の構成比」を現行どおりとします。 (第5・6回にて審議)

当面は、安定的な事業資金の確保と、負担の公平性を最優先し、急激な変更によって新たに発生する利用者間の格差を避けるため
基本水量を10㎥とし、基本料金(メーター使用料を含む)と超過料金の構成比も現行どおり配分します。

第5回議案
第5回 資料①
第5回 資料②ー1
第5回 資料②ー2
第5回 資料②ー3
第5回 資料③
第5回 資料④
第5回 資料⑤
第5回 資料⑥
第5回 開催結果
第6回議案
第6回 開催結果

【上下水道料金等審議会の情報公開について】

これまで、6回の審議会を開催し、様々な議論をいたしました。
なお、審議会での資料等は岩内町ホームページに各審議会ごとに掲載しておりますので、ご覧願います。

また、役場上下水道部(経営管理課)においても随時配布いたします。
(URL:https://www.town.iwanai.hokkaido.jp/Page_id=58965)

【料金表の比較】

現行の料金表と新料金表(案)の比較 → 料金表比較 [ こちらをクリックしてください ]

資料① 全道 水道料金比較表

資料② 推移グラフ

第6回 岩内町上下水道料金等審議会が行われました

第6回議案