昭和60年(1985)

○ 1月 4日 沖縄の子ども等スキーの初すべり
          沖縄の慰霊碑が取りもつ縁で沖縄の児童4人と先生2人が正月休みに来町。
          初すべりを楽しむ。旧陸軍山3474部隊の会 (事務局  島 進一)の招きによる。
○ 1月31日 ロンドンの漱石記念館館長来岩
          ロンドン漱石記念館長 恒松郁生、来町。
○ 2月16日 観光テレホンサービス始まる
          〔 「生まれ出づる悩み」 のふる里 岩内町 〕 をキャッチフレーズに岩内の四季を織りこみ紹介した。
          ダイヤルを回せば24時間いつでも観光情報を提供。
○ 2月17日 岩内幼稚園新園舎の落成祝う
          失火により焼失した岩内幼稚園の新園舎が落成
          建    物     鉄骨造一部2階建  延  458.2平方メートル
          工事費総額     4,720万円
○ 3月 9日 町のスポーツ基金設定へ
          株式会社 吉本組、吉本正則社長からスポーツ振興資金100万円の指定寄附を受け、町は基金設定。
○ 3月28日 岩内郡漁協、漁業不振で赤字転落
          整備促進組合に指定された昭和40年度来の赤字決算となる。
○ 4月13日 「荒波」 がふるさと小包に
          岩内海産商協同組合の製造販売しているマスの勲製が全国の郵便局に配付。
          カタログにリストアップされた。
○ 4月24日 本道最古の水力発電所資料の贈呈を受ける。
         大正15年上半期東京電灯株式会社第80回報告小冊子と北海道電気事業史の写、水車タービンの写真。
○ 5月 6日 本弘寺本堂の落慶式。
          今年宗祖弘法大師没後1150年記念事業として昭和29年の大火で焼失した本道を再建した。
           37平方メートル
           総工費  約 1億円。
○ 5月24日 町のマスコットキャラクター決まる
          町内の 今井郁夫の作品。
          魚がアスパラガスを持っているユーモラスな作品でたら丸と名付けられる。
○ 6月 6日 岩宇4ヵ町村ダイヤル通話式に
          岩宇4ヶ町村の電話が6日午後2時から市外局番なしのダイヤル通話となる。
○ 6月22日 国鉄岩内線の代替バスダイヤなど決まる
          第5回特定地方交通線対策協議会での合意事項が町議会岩内線問題特別委で報告される。
          代替バス及び転換交付金  4億4,700万円。
○ 7月10日 今年初めて外国貿易船入港
          第3キルボカン号 (1、655トン) がアラスカ産の冷凍ニシン147トンを積んで入港荷揚げした。
○ 7月19日 国体山岳競技予選開催
          第40回国体道予選兼60年度体育大会の山岳競技が19日から3日間
          岩内、共和、蘭越の3町で開催。競技は男女縦走、 踏査、登はん。
○ 7月25日 輪禍死、ハイペースで非常事態宣言
          7月23日現在で交通事故死4人で緊急対策会議開く。
○ 8月 9日 怒涛まつりに弘前ねぶた登場。
○ 8月24日 阿弥陀寺本堂落成
         浄土真宗芳東山阿弥陀寺創立100周年記念事業として
         本造平屋建  4,554平方メートル     総工費  4,120万円。
○ 9月 1日 台風13号で日内川氾濫
         河口から上流約100メートル地点で決かい、漁具倉庫を直撃。 川にかかる国道229号線の日内橋から蘭越町・港までの区間一時通行止め。
○ 9月 4日 東小合唱クラブ金賞
         第52回NHK全国学校音楽コンクール小樽後志大会小学校の部で最高賞の金賞受賞。
○ 9月15日 少林寺の演武会開催
         少林寺挙法岩内青少年支部の開設10周年記念兼第7回町民少林寺拳法演武会、中央小体育館で開く。
○ 9月17日 清掃された運上屋川に鯉放流
         町は初めて老松橋下流で鯉の放流式行う。
         関係住民、幼稚園、町内3小学校児童等200人参加。
○10月 4日 「ふる里岩内」 NHK朝のニュースワイドに
         道内212町村自慢のものを紹介するコーナーで第一号に岩内が選ばれた。
          たら丸、べに子、ミス岩内が活躍。
○10月20日 岩内町陸上競技場附属コースで開催。 ニ中 16位、  一中 24位に終る。
○10月28日 新港整備利用促進期成会発足
         小樽、余市町など北後志5ヵ町村を除く管内14ヵ町村が参加して期成会設立。
         岩内-新潟間大型フェリー就航に備えて。
○11月 8日 サケの放流効果はっきり現れる。
         前年度対比で岩内沖の漁獲量約2.6倍、野束川水系で約3倍、採卵数約4倍と飛躍的伸びを示す。
○11月20日 岩内信用金庫創業60周年    「60年のあゆみ」 発刊。 
○11月30日 離島航路 「かむい丸」 さようなら。  岩内-神恵内-川白間
○12月 1日 道内地方港湾初の保税上屋の許可
         海同冷蔵 (代表 鍛元一義) の第一工場に対し、函館税関長から1日道内の地方港湾として初の保税上屋の許可。
○12月24日 森 梢伍 「蝦夷切支丹異聞」 を出版
         郷土史研究家 森 梢伍が 「弁財船往還記」 に続いて東京の日本経済評論社から出版。
○12月25日 名店街通りに新街路灯
         名店街協同組合 (理事長 山口文男 78店加盟)は、岩内商店連盟前から下田商店前までの国道約400メートルに街路灯設置。 39基 総工費 1,183万円。(1割町費補助)