ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症について

〇ヒトパピローマウイルス感染症とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、ヒトにとって特殊なウイルスではなく、多くの人が感染し、
そしてその一部が子宮頸がん等を発症します。100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの
約50%~70%は、HPV16、18型感染が原因とされています。HPVに感染しても、多くの場合ウイルスは
自然に検出されなくなりますが、一部が数年~数十年かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。

子宮頸がんは国内では年間約10000人が発症し、年間約2700人が死亡すると推定されています。
(出典:独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」)

ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見し、早期に治療することで、
子宮頸がんの発症や死亡の減少が期待できます。

≪子宮頸がん予防接種勧奨再開のお知らせ≫
https://www.town.iwanai.hokkaido.jp/?p=68630

≪子宮頸がん予防接種の任意接種費用助成のお知らせ≫
https://www.town.iwanai.hokkaido.jp/?p=68996

≪子宮頸がん検診のお知らせ≫
https://www.town.iwanai.hokkaido.jp/?p=66861