岩内町総合振興計画(案)へのパブリックコメントの結果について

「岩内町総合振興計画(案)」について、町民の方々はじめ皆さんからご意見等を募集したところ、4名の方から6件のご意見等が寄せられました。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

なお、ご意見等の概要及びご意見等に対する岩内町の考え方については次のとおりです。

意見募集時期
令和3年5月

計画などの名称提出された意見等担当係
岩内町総合振興計画(案)

6件

企画財政課

提出された意見等

NO.ご意見等の概要ご意見等に対する岩内町の考え方区分

フェリー埠頭について、釣り人が多いのは素晴らしいが、マナーが悪い。原因としては埠頭全体が整備されていないことだと感じるので、花壇やアテネ像の整備の徹底、若年層が集めるイベントスペースの提供、釣り人の有料化、岩内町全域にポイ捨て禁止や、注意喚起のポスターや広告など徹底することが必要。フェリー埠頭で石狩で行っているライジングサンというフェスをベースに似たようなことができたら素敵な未来だなと考えます。

港湾施設の管理につきましては、岩内町港湾管理条例に基づき,港湾区域及び港湾施設を良好な状態に維持するため、港内の点検や、工事、関係機関との調整、入出港に係る手続きなどの業務を行っているところであります。
町といたしましても、景観への配慮は重要であると考えておりますので、今後も定期的な巡回の継続と環境維持、港湾利用者への啓発など効果的な取組を継続し、適正な港の管理に努めてまいります。

岩内自動車学校について、閉校後の土地が手つかずになっている。他県ではホテルや旅館などと提携し、卒業時の観光スポット巡りを含めたパックで販売しています。他県からのみ生徒を募集することで、移住のきっかけとなるので、岩内町に若年層を増やす取組の一環として合宿免許専門の自動車学校を復活させてみてはいかがでしょうか。

岩内自動車学校につきましては、少子化による入校者の減少により2020年6月に閉校となっているところであります。また、本件は民間事業者における事業であること、また敷地の所在は共和町となりますので、町としての取組は難しいものであることをご理解願います。
現在、町としては移住、若年、子育て世代などを対象とした中古住宅の取得助成や、町内の空き住戸を活用した「お試し居住」や「テレワーク拠点」の検討、コロナ禍におけるオンライン移住相談会や移住者マッチングサイトへの登録などを通じて移住・定住者支援を実施しております。ご意見いただきました若年層をターゲットとした移住への取組につきましては、今後の移住定住施策の参考とさせていただきます。

岩内神社周辺について、桜がきれいで素敵なのでそれを活かし、北海道神宮をベースに新月さんを六花亭のような茶屋のようにまちづくりができたら素敵だと思う。

岩内神社周辺の環境につきましては、町といたしましても、まちの観光拠点の一つと考えており、今後の周辺環境整備についても重要性を認識しております。なお、今年度は風致公園である含翠園の整備として、地域の歴史的文化財産を観光施設及び町民の憩いの場としての活用を図るため改修工事を予定しており、その中で茶室の実施設計も予定されていることから、利活用方法も踏まえた検討を進めて行きたいと考えています。

岩内町郷土館の存在とその活用についての項目が一つも見られなかったのが残念。郷土を知る機会の提供、アスパラ・水力発電・ホップの歴史的観光資源、歴史・文化の振興のための有効活用など、様々な場面での郷土館の有効活用を組み込んでもらいたい。

岩内町郷土館につきましては、これまでも郷土を知る機会の提供の場、さらには、町の歴史・文化の振興において重要な施設であると認識しており、教育委員会で策定する個別計画の中で、ご提言いただいた取組等について検討してまいります。
さらに、生涯学習を推進するにあたり、郷土館の有効活用は多様なニーズに対応した学習機会の提供に繋がるものであり、地域における郷土学習の推進、また町外に対する歴史発信などについて、指定管理者と連携を図りながら歴史の拠点施設としての機能をより拡充していきたいと考えています。

将来岩内町の発展に貢献するため、梶浦造船所の有効活用を考えている。例えば大型オブジェの制作展示場所として利用することで、木田金次郎美術館や文化センターとともに有効活用されることが見込まれ、文化芸術振興に繋がればよいと考える。

梶浦造船所の有効活用につきましては、現時点においては民間事業者間による取組であると認識しております。
なお、本計画において当該箇所は「港ふれあい・観光拠点ゾーン」として位置付けており、今後は土地利用の方向性に沿った利活用を検討いたします。また、文化芸術振興においては、引き続き木田金次郎美術館や文化センターなど地域の文化芸術振興に資する施設の有効活用を図っていきたいと考えています。

アートでまちおこしを進める拠点として旧梶浦造船所を利活用できないか。長い間漁業の町として発展も見守り続けてきた建物が、今後はアートの拠点施設として活用することで、町のイメージアップに繋がり、国内外に情報を発信できると思います。

アートによるまちおこしの拠点整備につきましては、現時点においては民間事業者間による取組であると認識しております。
なお、本計画において当該箇所は「港ふれあい・観光拠点ゾーン」として位置付けており、今後は土地利用の方向性に沿った利活用を検討いたします。また、文化芸術振興においては、引き続き木田金次郎美術館や文化センターなど地域の文化芸術振興に資する施設の有効活用を図っていきたいと考えています。

「ご意見等に対する岩内町の考え方」のA~Eの区分

区分意見等の反映状況

ご意見等を受けて計画等の案を修正したもの

計画等の案とご意見等の趣旨が同様であるもの

計画等の案を修正していないが、今後の施策の進め方等の参考とするもの

計画等の運用にあたって参考となる情報

計画等の案に対するご質問等