研究が進む「ミネラルの特性」

1977年、生化学者の江上不二夫博士は、独自の調査で、海水中に含まれる元素の量と、生命が利用している元素の量には深い関係があることを見い出し、生命が海で誕生したことの証拠としています。
表層水ではリンやケイ素など特定のミネラルが生物によって消費されて少なくなっていますが、深層水ではそれがないため、深層水の資源性の一つとして「ミネラル特性」を重視する人もいます。深層水を様々なものに利用した場合、効果の一部はこの「ミネラル特性」と関係しているようです。