明治29年(1896)

○ 1月より渡島、後志、胆振、石狩に徴兵令施行さる。
○ 公立岩内病院 ( 町村立 ) 創立せらる。
     岩内郡各村 ( 岩内、堀株、茅沼、発足、野束、敷島内、老古美、梨野舞納、前田、幌似、小沢 ) 連合して之を創設。
     明治32年1月25日連合総代会に於て堀株、茅沼、発足3ヵ村分離 同33年2月野束、敷島内、老古美、梨野舞納、前田、幌似、小沢7ヵ村分離、各村に対し夫々支出金額の半額を償却した後岩内町共有財産となる。院長 医学士 泉 鉄太郎 ( 井上、梅沢事務所継書 ) 
      (註) 明治7年以降官立病院出張所の設置あったが、上記は開拓使或は道庁立でありこの年新たに創立されたものは町村連合のものである。