万延元年(1860)

○ 箱館奉行所 手附 栗原 善八、茅沼に派遣せられ石炭を試掘せしも坑道の天井崩壊し採掘困難であるとの理由で廃止となる。
○ 佐藤 仁左衛門、幕府の命により自費を以て当硫黄山を切開製硫黄8カ年他売を為さず官御定めの価格に随い年々之を物産所へ売上ぐ。  ( 佐藤家記録 )