天保4年(1833)

○ 請負人名義 加賀屋 多右衛門 
    岩内場所は加賀屋名目にて仙北谷 仁左衛門 仕入場所なり。( 伊達家旧記 )
○ 天保4年、天保12年、2度に岩内に於て非常用意の為、米 160石を領主へ願い相備へ年々新石を以て換え置候。( 佐藤家履歴 )
   註 文政6年 初代 佐藤 仁左衛門、加賀屋 太右衛門の後を受けて請負人となったのは明瞭であるが、天保4年、天保12年に再び加賀屋 太右衛門 請負とある2記録については如何なる次第によるのか不明である。天保年間に於いても其の他の記録は 佐藤 仁左衛門 となっているものが多い。