先端的な研究を待つ不思議な特性
深層水は、医療品、医薬部外品、健康飲料、食品製造などでさらに応用できる大きな可能性を持っていますが、その機能についての研究はまだ始まったばかりです。
将来研究が進み、深層水の「ミネラル特性」や「清浄性」などが、生体に思わぬ効果をもたらすことが科学的に明らかになるように期待されています。
深層水の多目的利活用
環境 environment
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医薬・医療 medical
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食品 food medical
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化学 chemistry
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水産業 fisheries
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資源・エネルギー energy
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農業 agriculture
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肌への効果
- タラソテラピー(海洋療法)や海水浴では、冷感と塩類の刺激による血管の収縮と、海水から出たときに起こる充血とのくり返しによって血行促進の効果があります。
- 効果にばらつきがあり、一概に「効く」とはいえませんが、確かに深層水にはかゆみを抑える効果ががあるようです。アトピー性皮膚炎をひどくする一因として患部をかいてしまうことがあげられますが、あくまで補助的な療法として、深層水を利用することはできそうです。表層水でも効果は同様ですが、清浄性に欠けるので深層水のほうがよいでしょう。
- 深層水のミネラル分は表皮の再生を促し、美肌効果につながります。特に「ケイ素」はカルシウムとの相乗効果により、コラーゲンを強化して皮膚の保湿性を高め、さらに角質層の新陳代謝を促進します。皮膚にうるおいをもたらす効果があるので、さまざまな化粧品に応用が可能です。
岩内海洋深層水はケイ素、カルシウム、フッ素を豊富に含み、特にケイ素含有量は、国内深層水の中でもトップクラスです。