明治10年(1877)

○ 私設消防組織 設立さる。  (簗瀬家記録)
    橘組( 纏 丸橘、頭 板橋吉次郎 ) 稲穂崎組( 纏 丸稲、頭 松本浅吉 ) 御鉾内組 ( 纏 丸 、頭 北川治郎吉 )
    消防器具として各戸に火消桶、渋紙張団扇等を整えたりと。
○ 函館の商人 泉 藤兵衛、村田 駒吉 岩雄登硫黄山を借区開抗す。
    明治13年2月、有珠郡永年社へ譲渡し19年2月三井物産会社社長益田孝へ譲渡す。
○ 町勢、発展著しく、江差 福山商人の移転 相次ぐ。
    開拓の発展と共に小樽、室蘭、岩内、根室等の港市 次発達して福山江差等の旧都会より移転商人を出して、各主要地の商況も漸く変遷するに至った。 ( 道史 )
○ 安達 定吉 来住。 13年 牧場を開く。「備考」 西南戦争